一人暮らしから身体を壊し老人介護施設へ入所。家族は都心にいるので近くで面倒を見たい。地方に一人で住む老人を家族の近くへというニーズはさらに高まり、地方からの転所も増えてきています。
高齢者、元気なうちは「まだ大丈夫」って思っていても、いざ病気となると、動けなくなるのも早く、あっという間に車椅子という状況になります。昨日まで一人で散歩していたのに。。高齢者が病気をして入院など寝たきりになると、筋肉が弱りまた歩けるようになるには、リハビリが必要になります。地方の老人介護保険施設に親を一人残しておくのは、心配でしょうし、たまに会いに行くにしても交通費など負担になります。
目次
地方の老人ホームから、家族の住む近くの老人ホームへ
今後の予測で、介護を理由に定期的に帰省をする方はもっと多くなる。遠距離介護をしなくてはいけない背景には複雑な理由があります。介護が必要となった親を近くへと思っていても、本人は住み慣れた地域を離れることを嫌がることが多いもの。今までずっと暮らしてきた場所ですから、簡単に離れることができないといった悩みもあります。
特別養護老人ホームや老人介護保健施設などからの転設。手続きや相談など、何度も施設へ足を運んで交渉したり、家族の負担も大変です。また、入所先が決まっても、移動手段などの段取りを決める作業も必要になります。
大切な家族をいつもそばで見守りたい
高齢になれば、新しい土地で生活することに強い抵抗感を覚えるのも無理はありません。新しい土地、新しい人間関係、新しい病院…。自分がその立場になったら、住み慣れた土地で過ごしたいと思ってしまいますよね。
その気持ちも理解できる一方で、子どもは仕事や家庭がある場所を簡単に離れることはできない、というケースは珍しくありません。そうなると、どうしても遠距離介護を選択せざるを得ないのです。
離れ離れになっていた家族が、またいつかの時のように、そばで顔を合わせながら暮らすようになる。というのは新しい環境で不安もあるとはいえ、素敵なことです。転設を実現したどの家族も新生活への希望を抱いてるような表情をされています。
地方からの転設の方法
移動する距離により各種移動手段があります。移動する本人高齢者の容態に合わせて選んで頂くことになります。ここでは飛行機や新幹線、民間救急の車両での移動方法についてお知らせいたします。
飛行機で高齢者を移動する
長距離移動の場合は、航空機を使う方法が移動時間の事を考えると、高齢者の体への負担が少なくオススメです。
民間救急事業者への依頼は現地空港までと、到着空港〜の移動介助をそれぞれ依頼することで、スムーズに移動が可能です。(別々に依頼)
空港内は各航空会社が完全サポートしてくれますので。車椅子に乗れる容態であれば、家族が車椅子を押すことなく、飛行機の搭乗〜到着出口まで、係員さんが介助してくれます。民間救急事業者は出口で寝台を用意して待ってくれているので、出口で乗り換え目的地まで移動という流れで移送を行います。
新幹線で高齢者と移動する
中距離や、新幹線駅のアクセスが近い場合は、新幹線を使う方法が費用の面で一番安く移動することができます。また新幹線には「多目的室」があり、ベットになる部屋がありますので、利用することで高齢者の体への負担が少なくオススメです。
駅構内はJR係員が完全サポートしてくれますので。車椅子に乗れる容態であれば、家族が車椅子を押すことなく、新幹線の乗り降りを係員さんが介助してくれます。車椅子に乗ることができない場合は、民間救急事業者へ依頼することで、ホームまで寝台を用意して待ってくれているので、出口で乗り換え、目的地まで移動という流れで介助を行います。
特養や老健をお探しならば公的な機関に相談を
特別養護老人ホームやケアハウスなど、公的な介護施設への入居を検討されているのであれば、お住まいの地域にある福祉事務所や都道府県に設置されている高齢者総合相談センターに相談することオススメいたします。また、市町村役場でも、地域にある老人ホームのリストを手に入れることができる地域があります。
老人ホーム入居の相談が可能な公的窓口
- 市区町村の福祉課
- 地域包括支援センター
- 地域の福祉事務所
- 都道府県の高齢者総合相談センター
高齢者の長距離移動は民間救急業者へ
離れ離れになっていた家族が、またいつかの時のように、そばで顔を合わせながら暮らすようになる。というのは新しい環境で不安もあるとはいえ、素敵なことです。転設を実現したどの家族も新生活への希望を抱いてるような表情をされています。
高齢者の移動で容態や移送手段など、不安があるようでしたら、民間救急業者へ一度相談してみるのも良いでしょう。業者によっては搬送を全て請け負ってくれるところもあり、看護師を派遣してくれるところもあったり、万が一に備えての搬送手段も提案してくれます。
遠距離介護を解消し、新生活へ 家族の「絆」
「大切な家族が近くにいる」ということ。家族の絆は気づきにくい感情だと思います。どんな家庭も日常の忙しさに追われ、「絆」について考える時間や余裕などないのかもしれません。しかし自分を育ててくれた親が亡くなることで、後悔を通じ絆について考える時間が訪れます。自分が親へ何ができるのか?自分への約束をしてみるのも人生を豊かに過ごす方法かもしれません。
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