今回は自分が何故看護師になったきっかけについて書かせて頂きます。
数ある職種の中から何故看護師を選んだのか、実際看護師になってから思ったこと、驚いたことなどエピソードを紹介します。
何故看護師になろうと思ったのか?
高校時代、今は亡き祖母が畑仕事にいく際、自転車で転倒し、足を骨折で入院。
学校の帰り道、私はよくお見舞いに行っていましたが、その時働いている看護師を見てその姿がきらきらしていて憧れを持ちました。
ただ当時は何となく頭の片隅にある憧れの職業という感覚。
そして当時私は長年ピアノを習っていて、音楽の道へ進もうと考えてましたが、両親に大反対されました。
「音楽で食べていける人なんて一握りだ。現実をわかってない。」と強く言われ、当時は将来どうするかで随分両親と揉めました。
そんな中自分も冷静に現実を考え、ふと頭の片隅にあった看護師の道を目指そうかと考え直し、両親に言ったらこれには全く反対せず賛成。そして今の私に至ります。
看護師になって感じた現実は?
よく一般の方々から「看護師さんって仕事大変だよね。」とこんな言葉よく言われますが・・
はい、その通り大変です😅「白衣の天使」なんて言葉ありますが、誤解しないで頂きたいですが、現実の世界を見たら天使とは程遠い世界です。
ハイリスクな薬剤の管理、入院退院の入れ変わりで毎日バタバタ、急変対応、頻回なナースコール対応、オムツ、トイレ介助で白衣が汚染されることだって度々あり、ストレスも何とも多いです。体力もないとつとまらない重労働です。
看護師を選んで良かったと思うことは?
国家資格であり、いつでも職探しで困ることはほとんどありません。給料も比較的安定しているため、食いっぱぐれとも無縁だと思います。
一度辞めて他の職種についた場合も、資格は一生ものであり、いつでも又看護師をしたいと思えば復帰は可能です。
又やり甲斐があり、慣れれば楽しくなると思います。
色々な病状の患者さんがおり、最終的に亡くなる方もいて、辛い場面に立ち合うこともあります。
でも一方では治療してよくなり、笑顔で退院していく姿や、「ありがとうございました。」と感謝の言葉をいわれたりするとやはり嬉しくなります。
看護師になっていなければ何の職種についていたか?
ぱっと浮かぶのは客室乗務員です😄生まれ変わるなら何の職種につきたいかの領域になるかもしれませんが。笑。
飛行機に乗る度に思ってました🤗相当研修で鍛えられるんだろうなぁと思うのですが、接客の仕方、立ち振舞いなど見ていてやっぱりきらきら輝いているなぁと感じるのです。
私自身旅行が好きなので尚更憧れるのかもしれません。
あとは看護師と共通しているのはどちらも人を相手にする仕事という部分でしょうか。
私自身人と接するのが好きなので生まれ変わってもそこは変わらないと思います。
最後に
これから看護師を目指そうとしている方々に、少しは何らか役立つ情報を与えられればなぁと思っています。
ライター 現役看護師 K